サッカーにおいて『知っている』と『できる』は大きく違う■指導者の分析力は『見る』ではなく『見抜く』こと

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ついに夏休みも終わりに近づいてきました🏄‍♂️果たしてサッカーができる環境なのかと疑問を持った瞬間もありましたが、様々な工夫とたくさんの方々のご協力をいただき、なんとか夏を乗り越えることができそうです。

今回はサッカーにおいて『知っている』ことと『できる』ことには大きな違いがあるのではないかと思ったことについてです。

情報が溢れ世界中の情報を容易に手に入れることができる時代になり、子どもたちも情報収集が非常に上手くできる子が多いな(特にインターネットを活用して)という印象です。そんな時代なのでサッカーについても選手たちはたくさんの知識に触れ、知識のストックはもしかすると私たち指導者と同等かそれ以上の選手もいるかもしれません。

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そこで最近気になっているのが選手たちは知識としてサッカーを『知っている』けど実際にそれが『できる』のかというところです。

よくあるのは「こういう時はこうしたらいい」とか「このポジションに立つといい」など確かにそうだと納得できることを選手たちが話しているのですが、いざプレーをするとさっきまでの話とは裏腹に思うようにいかないということです。

理由は様々、技術不足やそのほかの事柄、例えばタイミングやプレーのスピードなどサッカーという複雑なスポーツにはあらゆる要素が絡んできます。

例えば学校の勉強などは知識がそのまま成績(パフォーマンス)に直結する場面が多々あるかと思います。暗記出会ったり公式を覚えたりすることは非常に有効な方法です。しかしサッカーにおいては頭の中の知識がパフォーマンスに直結しないこともある、むしろその可能性の方が大きいと言えます。なぜなら知識を表現する手段が身体操作を用いたもので、技術と密接に繋がっているから。勉強して覚えたけど字が書けませんとなれば答えられないのと同じになりますよね。

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サッカー選手にとって知識を『知っている』ことはもちろんプラスになりますが『知っている』から『できる』とは限らない。そこの部分は選手には理解してほしいと思っています。

これは指導者に当てはめるとサッカーをよく理解し細かい部分まで話すことができる=『知っている』実際の現場でその知識を活かし選手を分析し改善するとができる=『できる』これになると思います。

私はこれがものすごく難しいと感じています。サッカーを見ている時は色々と改善点や気になる点が見えるのですが、いざ現場に立っていると気付けていないことがあると自分自身実感しています。つまり『見る』ことは出来るけど『見抜く』ことができていないのです。

いい指導者はこの『見抜く』力が抜群なんだろうなと思います。この力を身につけるにはどうすればいいのかというのが今の大きな悩みの1つです。何か良い方法やコツがあれば是非教えてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。誰かの役に立つようそして自分自身のアップデートにつながれば幸いです。

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