20代指導者【指導でお腹いっぱいにならない】ように気をつける

スポンサーリンク
20代指導者のブログ

サッカー指導者の方々は、常に指導について勉強をしていると思います。最近では、「エコロジカルアプローチ」や「サッカーの型」などのサッカー理論や捉え方が多く目に止まるようになりました。

おすすめ書籍!現在、大分トリニータでヘッドコーチをされている岩瀬健さんの書籍です。


育成現場にいる指導者の方は、勉強熱心な方が多いと感じるので(もちろんプロの方も)新たな方法やトレーニングの進め方、方法、オーガナイズなどを積極的に選手に還元されていると思います。

私も色々なものを見たり聞いたり話したりすることで日々勉強させていただいています。その中でいつからか新しいトレーニングや理論を選手に伝えることが目的になり、本来の『選手が満足する』トレーニングから『指導者が満足する』トレーニングになってしまっていることに気づきました。

トレーニングが選手のものからいつしか自分が学習したことを見せる発表会になってしまっていたのかなと感じます。新しく取り入れた知識や学んだことを選手たちに伝えたいという気持ちが空回りしてしまい、自分がやりたいこと言いたいことを言って満足してしまっていました。選手のことをちゃんと見れていないトレーニングなどいくらやっても選手の成長にはつながりません。思い返せばその頃のトレーニングは何かサッカーの情熱が選手たちからなくなっていた様な気がします。

指導者はサッカーへの情熱で溢れている人たちばかりです。ですが選手のためにというその情熱が空回りして、自分だけがお腹いっぱいの状態のトレーニングになってしまうこともあるんだと今回の経験で気付くことができました。選手も指導者も満足できるトレーニングをトレーニングを創り上げて行くのが私が今取り組みたいことなのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました