マルセロ・ビエルサ×ウルグアイ=ロマン

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ついにマルセロ・ビエルサのウルグアイ代表監督就任が発表されましたね。次は代表を指揮するのではないかという噂と共に、監督探しでかなり苦しんでいたウルグアイが射止めた形でしょうか。

ビエルサといえばやはりその特徴的な戦術。バスケットボールのようなオールコートマンツーマンを軸にしたサッカーが魅力的であり、そこから彼の監督キャリアと共にそのサッカーは進化してきました。

ウルグアイ代表の前はリーズユナイテッド(イングランド)を率いており、そこでもやはり独自のアプローチでチームを劇的に変化させプレミアリーグ昇格に導きました。リーズ時代には自らを師と仰ぐグアルディオラが率いる当時のプレミア王者・マンチェスターシティ相手に完璧なゲーム運びで勝利したこともありました。

AUF TV

私が初めてビエルサの存在を知ったのはチリ代表の監督を務めていた時です。当時のチリ代表の試合を観て「選手がこんなに流動的に動いても上手くサッカーができるのか」と驚いたのを覚えています。(多分11歳くらいだった)それからはビルバオの試合もリーズの試合もほとんど全て観ました。いつしかビエルサにどハマりしましたね〜。

さて今回就任したウルグアイ代表はまさに変化の時を迎えています。長らく代表を牽引してきたスアレス&カバーニが年齢的にも引退の時が近づき先のカタールワールドカップでは全くと言っていいほどインパクトを残せませんでした。

サッカー協会や監督批判などが続く中で今回のビエルサの就任はウルグアイサポーターにとっては明るい話なのは間違いありません。南米での実績もあり、またウルグアイ人の闘争心を全面に押し出したプレースタイルとは相性のいい戦術を用いると思われます。さらに、バルベルデ(レアル・マドリード)やペリストリ(マンU)、アラウホ(バルセロナ)など次世代の代表戦士たちがここ数年で力をつけてきているのも好材料です。

1つ気掛かりなのはかなり不安定なウルグアイサッカー協会と、僅か2日で辞任したことがあるほど気性の荒いビエルサが上手くやっていけるかというところ。

ガチっとハマれば南米でブラジルやアルゼンチンと対等に渡り合えることは間違いないので、是非ともビエルサとウルグアイはお互いに手を取り合って欲しいところ。いや、ビエルサの好きなようにさせてくれ!!

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