【指導者としての現場力】岩瀬健さん×金川幸司さん対談イベント

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イベント内容

先日、Twitterを眺めていると『指導者としての現場力』-岩瀬健×金川幸司 対談イベント というとても魅力的な内容のイベントが目に入りすぐさま応募させて頂きました。そして昨日、イベントに参加させて頂き自分の中でワクワクが収まらないうちにイベントについて書き留めておきたいと思います。

テーマは『指導者としての現場力』で、今回は”現場力=選手が熱中/夢中になる練習を提供する力”と定義して講義が進行していきました。その中で印象に残っているのは

  1. 「選手の欲求」との調和
  2. 現場力は自分で求めないと上げられない

ということ。

”「選手の欲求」との調和” という部分については自分自身もよく考えていたことで、指導者は自分が指導をすることで満足してはいけないということではないかと捉えました。トレーニングは選手と指導者が共に創り出す空間であり、指導者の欲求(選手・チームに対して)と選手の欲求(指導者に対して・プレーしたいという意思)のバランスが大切だと。お二人は講義の中で「選手のプレーを見て指導者が受信することが大切」であるとお話しされていましたので、『選手が何を欲しているか』を感じる現場力について学びました。

”現場力は自分で求めないと上げられない” ということについてはハッとなりました。これはなかなか深刻な問題だぞと。講義の中では現場の指導者に求められているものが”最高水準”ではなく”最低基準”になりつつるという議論があり、指導者自身が自分で求めていかないと”最高水準”のものにたどり着く必要性が薄れてきている時代背景があることが話されていました。

これは指導者に限らず選手にも言えることで、「やらせる」というのが難しくなっているこの時代にどうやってより上に行くかとなると、自分でそれらを求めるしかない。知人のJクラブアカデミーで働いている指導者も同じことを話していたので、本当にそうなんだなと。ある意味選手が可哀想な気もしています。

ざっくりとイベントを振り返り、改めて有意義な時間をいただくことができたと思います。お二人のお話を聞くことができただけでなく、全く関わったことのない指導者の方々と交流することができたのも私にとってはありがたい時間でした。これからも指導について学び続けていきたいと思います。

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