指導者は『知っておいた方がいい』が『学びの発表会』になってはいけない

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現在日本では89,134名の指導者が日本サッカー協会のライセンスを取得し、サッカー協会に登録されているそうです。ライセンスを保持していない指導者の方もいらっしゃるでしょうから、その数はもっと多いことが予想されます。

今回は指導者は『知っておいた方がいい』が『学びの発表会』になってはいけないということで、これは私が指導者としての活動3年目くらいにやっと気づいたことです。

指導者の方々はサッカーに対して本当に本気で取り組んでいらっしゃる方がたくさんいて、サッカーの勉強については貪欲な方々が数多くいらっしゃると思います。特に現代はインターネットの発達によりプロクラブのトレーニングや最先端のインフォメーションは光の速さで得ることができます。情報を得ようと思えばすぐに手に入り、学ぼうと思えばいくらでも学ぶことができる。本当に便利な時代です。

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ここで指導者として出てくるのが学んだものを選手に届けたい!という気持ちだと思います。5レーンの話やビルドアップの形など選手に共有して実践してみたいと思うが指導者の気持ちです。この気持ちは間違いなく必要ですし、この気持ちこそが学ぶ活力になっていることは間違いありません。

しかしここで気をつけたいのは『選手は本当にその情報を欲しているか』『自分の学習の発表会になっていないか』というところ。目の前の選手の状況や現実と照らし合わせた時に、指導者の知識が一人歩きしていては選手はサッカーが上手くなることはありません。大切なのは『適切なタイミング』で選手に知識を伝えてあげることだと思います。

とはいえ、勉強をおろそかにしてはいけません。常に自分をアップデートしようとするその気持ちは、指導者として1番大切なことだと思います。それにやはり指導者は知っておいた方がいいというのは間違いありません。知っていることで見え方や考え方がより柔軟になり、サッカーの捉え方に幅を持つことができると思います。

まとめです。指導者は『知っておいた方がいい』が『学習の発表になってはいけない』。目の前の選手に適したタイミングで教えてあげることが重要。とはいえ知っていることは指導者自信のサッカーの幅を広げてくれるので、学び続けることが大切になる。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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