20歳の自分へ。

20歳の自分へ。

20歳のあなたは今すごく不安な日々を過ごしていることでしょう。

高校を卒業し、夢だった海外でサッカー選手として生活することを叶るために日本を飛び出して1年たったころでしょうか。ようやく自分らしさを出せるようになり2年目のシーズンは更なる活躍をと心が躍るような毎日を過ごしていました。

そんな矢先に、コロナウイルス蔓延。当初はオーストラリアは大丈夫だろうと軽く見ていました。1人目、2人目の感染者が国内で確認されるも、まだまだ警戒などしておらず当たり前のように日々を過ごしていました。

今だから言えるのは、もっと、もっと、もっと、、、色々なところに行ったり、みんなと話したり、その生活を楽しんでほしい。だって2年目のシーズンが始まる前にあなたはオーストラリアを去らなければならなくなるから。

20歳の自分へ。

今あなたは日本に帰国しまさに絶望のどん底にいることでしょう。今でも覚えています。あの時感じていた言葉では表すことのできない苦しみ、悲しみ、どうしていいのかわからない不安。夢に描いていた未来は間違いなく叶わなくなるだろうという予感、それでも何もできないとわかっているのが1番辛かった。

20歳の自分へ。

そんな苦しい日々にも光はあったはずです。家族と一緒にゆっくり過ごした時間。少しずつ再開されていったサッカーの試合を観戦に行ったり。その中であなたはサッカーに、サッカーを愛する人たちに人生を救われます。指導者としてまだサッカーと生きていいんだと、もう一度サッカーが楽しめるんだと、感じていた不安から少しずつ解放されていくでしょう。

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20歳の自分へ。

4年後のあなたはサッカーの指導者として生活しています。多分、20歳のあなたには想像もできないでしょう。何事もその時はわからないけれど、色々なところで未来に繋がっていることは忘れずに、その時を必死に生きてください。20歳のあなたに今、感謝しています。あの時サッカー選手を辞めると決断したこと、あの人と一緒に仕事を得うると決断したこと、何かを始めると決断したこと。全ての決断が今の私を形作っています。

今でも20歳の自分が感じた気持ち、経験した出来事を思い出すと苦しくなるし、泣いてしまいそうになることもあります。だからこのブログを書きました。この気持ちは一生忘れない。この経験が自分を自分らしくさせてくれている。そう思っています。

20歳の自分へ。

あなたには最高の未来が待っています。