バスクのエース!【ミケル・オヤルサバル】

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ミケル・オヤルサバル

生年月日:1997/04/21

国籍:スペイン🇪🇸

身長:181cm

ポジション:LWG/LMF/CF/CAM

市場価値:6000万ユーロ

母国語表記:Mikel Oyarzabal Ugarte

スパイク:NIKE

21-22シーズン成績出場ゴールアシスト
リーガ・エスパニョーラ22試合9ゴール3シスト
ヨーロッパ・リーグ6試合3ゴール1アシスト
コパ・デル・レイ5試合3ゴール0アシスト
合計33試合15ゴール4アシスト

これまで

スペインのバスク地方で生まれ育ったオヤルサバルは、14歳の時にレアル・ソシエダのユースに入団します。2014-1015シーズンにはユース登録ながら、Bチームでデビューを果たした。2015年の第9節レバンテ戦でカルロス・ベラとの交代でトップチームデビューを飾り、2016年には初ゴールを決めるなど後半戦からはレギュラーポジションを確保し、2021年までの契約延長をつかんだ。

2017-2018シーズンは自己最多の12ゴールと初の2桁得点を達成し、ウイングが主戦場ながら得点力のあるソシエダの新たなスターへと一気にのしあがった。2018-1019シーズンには同じくバスク地方にあるライバルクラブのアスレティック・ビルバオから具体的な獲得オファーがあるも、ソシエダとの契約を2024年まで延長したことでその話はなくなり、ファンやチームを安心させた。

代表には2016年に初招集を受けてから継続的に呼ばれおり、ユーロ2020では24人のメンバーとして大会に臨み、決勝トーナメントのクロアチア戦ではダメ押しゴールを奪う活躍を見せた。

スタイル

オヤルサバルのプレースタイルはバスク魂を感じられ、プロを目指すサッカー少年・少女たちに毎試合見て欲しいくらいサッカーの基礎がレベルが高いと感じます。利き足の左足はもちろんですが、右足もボールの芯をとらえたキックができ、ヘディングでのゴールも多いです。コントロールミスの場面がほぼないと言っても過言でなく、なおかつコントロールやキックの種類の幅も広いと言えます。派手なプレーや技がなくとも確かな技術、ぶれないスキル、そしてその基準が高ければ活躍できるということを証明してくれています。

もちろん優れた特徴があります。それはプレーのシンプルさインテリジェンスそして献身性です。この3つが分断されているのではなく、それぞれが繋がっていることがオヤルサバルの強みでしょう。その証拠に、得点シーンは意外とワンタッチでのゴールが多くしかもダイアゴナル(斜め)の動きからのものが多く見られます。ダイアゴナルランは相手がマークを見失いやすい動き方であり、加えてワンタッチのフィニッシュはDFの反応が間に合いづらいシュートなので理にかなった得点方法と言えます。

献身性はバスク地方出身の選手なら兼ね備えていなければならない必須項目で、チームの団結力が高いバスクのチームの特徴です。自らを犠牲にしてでもチームを勝たせるというと良い気持ちが、プレッシングや1vs1でのぶつかり合いに反映されています。

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これから

すでにソシエダではキャプテンとして、また10番としてチームの中での立場を確立しています。代表でもレギュラー候補として活躍し、時には偽9番としての役割も果たしています。以前はソシエダの先輩であるグリーズマンのようなタイプになるかと思われていましたが、チームを移籍することなくソシエダのボール保持とビルドアップにこだわりを見せるスタイルを極める道を選択したことで、ポジションに関わらず得点に関与できる新時代のウィンガーとして成長し続けています。

現在は、21-22シーズン終盤に追った前十字靭帯断裂の怪我から復帰の途中で、復帰時期は未定となっています。秋にはカタールワールドカップも開催されるためスペイン代表としても早めの復帰と、ベストコンディションへの調整を願っていることでしょう。

現在ソシエダでは日本代表の久保選手も所属しているため、久保選手との共演も楽しみです。

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