日本時間9月21日、日本代表の三笘選手も所属するプレミアリーグのブライトン&ホーブアルビオンは、チェルシーに引き抜かれたグラハム・ポッター監督の後任としてイタリア人監督のロベルト・デ・ゼルビ氏の就任を発表しました。
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ブライトン就任について
以前+footballでもデ・ゼルビについては話していたように、ベネベントやサッスオーロを率いて魅了的なサッカーを展開し、シャフタールドネツクへと活躍の場を移していましたが今年の夏にシャフタールとの契約を解除し、フリーとなっていました。
デ・ゼルビにはユベントスをはじめ多くのクラブがオファーを出していたと言われています。特にイタリア人であることから、ワールドカップを逃してしまったイタリア代表の監督とセリエAで開幕から不調で、結果も内容も良くないユベントスが猛烈にアプローチをかけているという情報でした。
ところがポッター監督のチェルシー移籍が発表されると突然、後任候補として名前が上がります。
決め手はペップ?
ブライトンでのプレミアリーグ挑戦を決断する前に、マンチェスターシティのグアルディオラとの会話があったことを明かしています。ブライトンへの就任をとても喜んでくれていたそうで、ブライトンについても良いことをたくさん教えてくれたそうです。
また、対戦相手として意外なら喜んで助けてくれるとも。サッカーへの理解が深い2人が対戦する日が待ち遠しいです。
ブライトンの印象
インタビュー内ではブライトンの印象について語られていました。デ・ゼルビを心から熱望してくれていたこと、素晴らしいファンがいることなどについて言及していました。
選手についても就任前に全選手を研究したと明かしています。素晴らしい選手たちがいるチームだという印象を語っていました。
また、就任前にすでに知っていた選手は誰かという質問に対しては、
本当に素晴らしい選手たちがいるから、私も素晴らしい仕事ができると感じています。
本当に多くのセンスを知っていました。
マックアリスター、カイセド、トロサール、マーチ、グロスなどです。
彼らは特にクオリティがあり、私のスタイルに合うと思います。
インタビューより
と語っていました。
ポッター前監督とは似て異なるサッカー観
インタビューでは前監督のポッター監督とサッカーのスタイルが似ているのではという質問もありました。それについては、
ポッター監督は非常に良い仕事をしていたと思います。素晴らしい監督です。
私たちは非常に似たアイデアを持っていると思います。ですが、通常はどのマネージャーも異なるアイデアを持っています。私のアイデアと彼のアイデアは同じではありません。
ですが、確かに私たちのアイデアは多くの部分でとてもよく似ていると思います。
インタビューより
と答えていました。
大きな枠組みで言えば、ビルドアップは3人で行われることや、どちらかのウイングは相手を広げる位置に立つなど非常に似ている部分があります。
しかし、デ・ゼルビは4バックなのに対してポッターは3または5枚の最終ラインを選択することもあります。細かい部分の違いはさらにたくさんあると思われるので、本人が言うように同じではなく似ていると言う表現になるでしょう。
初陣はいつ?
ブライトンの監督としての初陣は、最短で10月1日となる予定です。対戦相手はリバプール。その後もトッテナム、マンチェスターシティ、チェルシーといきなりビッククラブとの連戦が待っています。
これについては、プレミアリーグではこうのようなレベルの高い試合が連続して行われるのは当たり前のことです。と答え、大事なのは私たちが勇気を持ってどのようにプレイするかだ、と語っていました。
魅力的なアタッキングフットボールは「デ・ゼルビボール」とも呼ばれ、常に注目の的です。初陣からどのようなプレーをチームに浸透させていくのか、そして三笘選手に出番があるのか、10月1日23時からのキックオフです!
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