サッカーにはポジションという概念があります。もちろんポジションに縛られることなく自由にプレーしていいいのですが、ある程度のスタート位置や守る場所などの目安にはなります。
今回は現在プレーしているポジションとは実は異なるポジションでプレーしていたことのある選手たちをご紹介します。
新星アーセナルのエース!【ブカヨ・サカ】
現在プレミアリーグの首位に位置しているアーセナルで圧倒的な活躍を見せているサカ。ウナイ・エメリ前監督の時にデビューしましたが、その頃はなんと左サイドバック・左サイドハーフとしてプレーしていました。サイドバックとしてもかなりいいプレーを見せていたので、このままアーセナルの左サイドは安泰かと思っていたら、アルテタ監督によって右ウイングにコンバートされます。その後の活躍は目覚ましく、現在は世界でもトップクラスの右ウインガーとして得点とアシストを量産しています。
世界最速のサイドバック【アルフォンソ・デイビス】
一昨シーズン前に彗星の如く現れたカナダ人のプレーヤーはその俊足を武器にモントリオールインパクト(カナダ)では左ウイングとして活躍していました。その後バイエルンに移籍してからしばらくはセカンドチームでプレーしていましたが、ハンジフリック監督によって左サイドバックにコンバートされました。より長い距離を走るサイドバックというポジションはデイビスにとって天職とも言えるポジションで、相手チームを1人でぶち抜くスピードは手がつけられません。
なんでもできるスーパーアスリート!【フレンキー・デ・ヨング】
イケメンでサッカー選手で彼女も可愛い。。。まさに完璧なスーパーマンなフレンキー・デ・ヨンング。実は身体能力もめちゃくちゃ高いそうで、別の競技でオリンピックに出ることができるレベルだとか。
そんなデ・ヨングは実はアヤックス時代に3バックの真ん中のポジションでセンターバックとしてプレーしていた時もあります。ただしセンターバックの選手だった訳ではなく、デ・ヨングの特徴を活かすためにそこに配置されたというものでそのプレーはリベロに近かったものがあります。つまりそれくらいサッカーがうまくて能力があるということ。バルサではまだ能力を出しきれていないように感じますが、それでもスタメンなのはスーパーマンだからか。。。
最近は評価を落とし気味も、、、【トレント・アレクサンダー・アーノルド】
最近はマークを放棄する怠惰な守備や、三笘選手にぶち抜かれてしまうシーンなどで若干評価を落とし気味のTAA。まだまだ若い選手なのでここからもう一踏ん張りしてほしいところ。
そんなTAAはクロップ監督によってトップチームに引き上げられ右サイドバックとして活躍していますが、アカデミー時代はセントラルミッドフィルダーとして活躍していました。キックの精度が高かったり、オフェンス面の貢献度が高いのはそのおかげかもしれません。トップチームでも数回そのポジションでプレーしていましたが、前半で変わったりとパッとしない活躍でお蔵入りになった模様。
汗かき役のエース!【グリーズマン】
お茶目なゴールパフォーマンスで人気のグリーズマン。アトレティコに復帰し笑顔の日々を取り戻している様子です。グリーズマンといえば前線での献身的な守備とここぞの場面での決定力が特徴で、エースでありながらかなり走ることで有名です。
実はそれはグリーズマンが元々は左ウイングでプレーしていたことが関係あるかもしれません。レアル・ソシエダでデビュー後は左ウイングとして活躍していました。センターフォワードとしてプレーするようになったのはアトレティコに加入してからで、キャリアの前半をウインガーとして育ってきました。フォワードよりも守備や走力を求められるウイングで育ったからこそ現在の活躍につながっているのかもしれません。
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