20代指導者【涙が出るほど幸せだった時間】に感謝となんとも言えない虚しさを感じる

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オーストラリアの地に初めて足を踏み入れた時から私は夢を見ているような日々を過ごしたと自信を持って言うことができます。サッカーに夢中になっていった頃から夢見ていた「海外でサッカーをする」ということを叶え、「英語でスタバを注文する」ことも叶え、「1人で外国の街並みを眺めながら歩く」ことも叶えました。

サッカーでもチームメイトに恵まれて、リーグ戦で優勝🏆プライベートでもたくさんの友人ができました。次の年のシーズンの契約まで用意されてもうほんとにサッカー選手として生活できると思っていました。

そんな中で「Covid-19」は私の心を空っぽにしてしまいました。リーグは中断し、半強制的に帰国。その後も戻る機会を窺うも実現できず、ある時プツンと気持ちが切れてしまったのを今でも思い返すことがあります。だけど、前に進まなければいけないのが人生。試行錯誤して今、今度はサッカーの指導者として生活しています。

空っぽの心を埋めてくれたのはオーストラリアで出会ったチームメイトや監督コーチ、チームスタッフ、オージーフレンズ。みんなメッセージで私を励ましてくれて話を聞いてくれました。彼らとは今でも定期的にメッセージを送り合っています。もちろん英語で!

なぜこんな話を急にしたかというと、先日家で本を漁っていたら現地の本屋さんで購入したフォトブックを発見したからです。思い出深い場所の写真ばかりが載っていてなぜか涙が出てきてしまいました。振り返ると幸せしかなかった日々だと思います。近くのコーヒーショップやスーパーマーケット、公園やスタジアム、そして海。本当はもっともっと居たかったし楽しみたかったし、やりたいことがたくさんあった。まだ感謝を伝えられていない人もたくさんいます。そんな「幸せと虚しさ」が同時に出てきました。

私はこの思い出と記憶があるという私の人生にすごく満足しているし、きっとこれからもこの記憶が自分を豊かにしてくれると思います。いつかまたみんなに会いに行きたい、あの場所を訪れたいと思える人生って最高です。

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