22/23シーズン途中(2022/09/18)でブライトンに就任したロベルト・デ・ゼルビ。三笘選手も主力として活躍していることから注目が集まっています。
プレミアリーグも中盤戦に突入し、デ・ゼルビとブライトンの成績を振り返ってみましょう。
プレミアリーグでの戦い
就任してからプレミアリーグでは11試合を戦っています。結果は4勝2引5敗と意外にも負け越している状況。勝っていた印象が強いのでこれは意外な結果でした。
この原因は就任直後のゲームにあります。実は就任直後はリバプールやシティなど強豪とのゲームも多く、また戦術も落とし込まれていなかった結果5試合勝ち無しの状況でした。
しかしチェルシー戦での勝利を皮切りに6試合で4勝2敗と調子が上がってきています。
プレーモデルの浸透が結果につながる
結果につながっていると考えられる1番の要因はやはりデ・ゼルビの考えるプレーモデルが選手に浸透したことでしょう。
その証拠として就任直後は前監督のポッターが残した1-3-4-2-1のフォーメーションを使用していたもののチェルシー戦での1-4-2-3-1への変更と勝利を皮切りに1-4-2-3-1へ固定されたことが挙げられます。
さらに戦術的にはデ・ゼルビ特有のセンターバック2人による相手の誘因・引き出しが見られるようになり、よりボールを保持しながらプレーするスタイルへと移行しました。
また三笘の活躍も印象的で、日本人ファンのみならず世界中から注目される存在へとステップアップしました。
今後の展望
プレミアリーグでは現在8位につけているブライトン(17試合消化)。CL圏内の4位マンUとは勝ち点8差があります。
やはり今シーズンの目標はヨーロッパのコンペティションへの参加となるでしょう。サッカーの内容は素晴らしいものを見せてくれるので、結果が伴ってくれることを期待します。
ただ、心配事は今シーズン前半戦での主力の活躍やワールドカップでの活躍でビッククラブに引き抜かれること。
現在絶好調なだけにチームのバランスや戦力維持に努め、来シーズン以降も魅力的なサッカーが見られることが期待されます。
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