近年数多くのスター選手サッカー界に輩出しているベルギーから、またもスター候補となり得る選手が名乗りをあげました。
-ドディ・ルケバキオ-
今回はベルギーから新たに名乗りを挙げたスター候補をご紹介します。
Dodi Lukebakio Ngandoli
データ
生年月日:1997/09/24
国籍:ベルギー🇧🇪/コンゴ民主共和国🇨🇩
身長:187cm
ポジション:CF,RWG,LWG
利き足:左
スパイク:NIKE
クラブでの活躍
育成の名門・アンデルレヒトで育ったルケバキオはプロデビュー後も移籍を繰り返します。
トゥールーズやシャルルロワにレンタル移籍、2018年にはイングランドのワトフォードに移籍するも出場機会を全く得られず、翌年にはドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフにレンタル移籍をします。ここでは、31試合に出場し10得点と結果を残し、バイエルンを相手にハットトリックを達成するなどドイツで印象を残すことに成功します。
デュッセルドルフでの活躍が評価され、2019年に同じくドイツのヘルタ・ベルリンとの長期契約を締結したことが発表されました。ヘルタでは59試合に出場し12得点と主力として活躍しました。
2021年、同じくドイツのVFLヴォルフスブルクに1年間のレンタル移籍で加入。19試合で1得点しか取れず、ヘルタへとローンバックされています。
迎えた2022-2023シーズンは開幕から好調で、ブンデスリーガでは全試合に先発出場し既に2得点1アシストの結果を残しています。
代表チーム
プロデビュー直後の2016年に、コンゴ民主共和国の代表としてケニア代表との親善試合に招集され、代表初出場を果たしています。
しかし、その後2017年にU-21ベルギー代表に招集されており17試合に出場しています。2020年にはベルギー代表としてスイス代表との親善試合に招集され初出場を果たしています。
ケニア代表としての出場歴はありますが、公式戦ではなく親善試合であったためその後のベルギー代表への切り替えも可能であったため招集を受けています。
2022/9/26に行われたUEFAネーションズリーグにも出場していることから本格的にベルギー代表として活動していくことが決定的となっています。
プレースタイル
恵まれた体格と身体能力を活かしたプレーが特徴の一つで、相手のディフェンスラインの背後に抜け出しての得点やドリブル突破のプレーが多く見られます。
左足のキックはシュートの決定力はそれほど高くはありませんが、足首を使っての切り返しや自分の真下に置いたボールをアウトサイドで押し出すなどの器用さを持っています。
たまにたまに見る事ができるオーバーヘッドは迫力があり、空中でのボール感覚や身体動作に優れていることがよくわかります。
しかし、左足一辺倒になりやすい癖や、自分をマークする相手との駆け引きや相手を見ないでプレーを選択してしまう部分が散見されるため、その部分を直してくれる指導者と出会う事ができれば、ベルギーの先輩・ルカクなどと同等の活躍を期待できるでしょう。
FIFAや Football Manager での評価は?
FIFA
人気サッカーゲームFIFAでの評価はこのようになっています。
やはり身体能力値が評価されているようです。そのほかはドリブルの数値、シュートパワーは80台と悪くない数値です。
特性にもドリブル系、身体操作系がついていることから、ゲーム内でもスピードが武器になる選手として重宝しそうです。
Football Manager
実際にプロクラブのスカウトでも使われていることで有名なFootball Manager での評価はこのような感じ。
各数値のマックス評価値は20ですので、ドリブル・テクニック・加速・トップスピードが主に評価されているポイントのようです。全体的に悪くない評価を得ているものの、トップクラスの選手たちと並ぶには細かな部分での評価が足りない様子です。
まだまだ伸びる!
まだまだ24歳と選手としての時間は残されています。これからサッカーをさらに深く知っていくことで、急激な伸びを見せることも十分に考えられますので、注目していて損はありません。
先日行われたベルギーvsオランダのネーションズリーグの試合にも途中出場をしており、終了間際にはあと少しでベルギーを同点に導くかと思われたオーバーヘッドを披露していました。(ポストに当たってゴールならず)
今回は近年育成大国となっているベルギーの新たな注目選手、ドディ・ルケバキオをご紹介しました。
最後にネーションズリーグのハイライトをどうぞ!
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