こちらの映像をご覧になったことがありますか?
これは現在シャフタール・ドネツクに所属するミハイル・ムドリクの17歳くらいの頃の映像です。今回はウクライナの新星・ムドリクについて調べました。
ミハイル・ムドリク
生年月日:2001/01/05
国籍:ウクライナ🇺🇦
市場価値:900万ユーロ(2022/08/09現在)
身長:175cm
ポジション:LMF/LWG/CAM
英語表記:Mykhaylo Mudryk
21-22シーズン成績 | 国内リーグ | チャンピオンズリーグ | チャンピオンズリーグ予選 | ウクライナカップ | 合計 |
出場 | 11 | 6 | 1 | 1 | 19 |
ゴール | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
アシスト | 7 | 0 | 1 | 1 | 9 |
これまで
シャフタールの下部組織にはU-17時代から所属。すぐにセカンドチームに引き上げられると同じウクライナのアーセナルキエフにレンタルで移籍。次シーズンはシャフタールで出場機会を伺うも、アレックス・テイシェイラなど豊富なブラジル人タレントたちの壁を崩すことができす、デスナにレンタル移籍。そこではウクライナプレミアリーグに10試合出場と経験を積むと、21-22シーズンはシャフタールで居場所を見つける。
21-22シーズンに監督に就任したデ・ゼルビはムドリクを途中出場で起用するなど一定の出場時間を確保し、2得点7アシストの結果を残した
代表はウクライナで、U-16の世代別代表時代から継続して呼ばれている。フル代表にも2022年にデビューしており、すでに5試合の出場歴がある。
スタイル
プレースタイルは左サイドを得意とするウインガーで、トップスピードが速いのが特徴です。アイドルはネイマールどということから、ウクライナ国内では「ウクライナのネイマール」という呼び方をされています。実際はネイマールよりもプレーが直線的で、もっとパワーがあるタイプのプレーヤーです。私のイメージはマンUのラッシュフォードに近いと感じています。
カットインからのプレーのパターンがやや少ないのが課題で、ラストパスやフィニッシュは多いものの自身の得点シーンはさほど多くありません。むしろカットインよりも縦への突破からの決定的なプレーが魅力的で、中を警戒させておいて縦へ持ち込んで左足のフィニッシュやラストパスといったプレーは競合相手にも通じると思われます。
なんと言っても魅了的なトップスピードは非凡なものを感じますし、風貌もなんだかオーラを感じます。フィニッシュの精度、具体的にはシュートコースの選択の能力とコンビネーションの組み方を上げていけば、バルセロナ時代のネイマールのような選手になれるでしょう。
これから
22-23シーズンに向けたプレシーズンマッチでは10番を背負って、独走ゴールを決める場面がみられたりといよいよ本格的なブレイクの予感がしています。チームは主力選手が多く退団してしまっているため、ムドリクにはエースとして、チームの大黒柱としての活躍が求められるのは間違い無いでしょう。
私の個人的な希望ですが、今シーズン大活躍をして、来シーズンは5大リーグの中堅クラブあたりにステップアップを果たして欲しいと思っています。
ネイマールに憧れる大物感漂うウクライナの新星・ムハイル・ムドリクをぜひ覚えていてください!
コメント